先日、大阪府立大学で研究会がありました。夜の9時半から診療を終えた開業の獣医師と大学の先生方も集まって総勢50人ぐらいで順番で自分の症例を発表していきます。当院からは田端先生が“犬の急性壊死性膵炎の一例”を発表しました。突然嘔吐を繰り返すという厄介なプードルちゃんの話でした。急性膵炎は普通によく見られる症例なので、数多くのご指摘ご意見を頂戴しました。今回はオーナー様が非常に熱心な方で腹部のエコー像が綺麗に撮れて経過の診断に役立ちました。病院に持ち帰って是非次の症例に生かしていきたいと考えています。
谷 憲一郎(院 長) 2014年6月28日