動物病院の手術で一番緊張するのはやはり犬の避妊手術です。安全にうまくいって当たり前なので麻酔器の点検や酸素ボンベの残量 麻酔薬 気管挿管や留置針の有無等、準備万端にして前日は酒も飲まずで早めに寝るようにしています。先週に30㎏の8歳ブルドッグ 本日26㎏のセントバーナードの手術をしました。来週には1.6㎏のプードルが控えています。本日のセントバーナードちゃんは術後服と入院中のオシメを持参されました。大切にされておられるのがひしひしと伝わってきます。手術の前にはプレッシャーなのか毎回キリキリとお腹が痛みます。もう40数年やってますので、手術時間は随分短くなりましたが、毎回、麻酔がかかりよこたわったワンちゃんを前にすると気合が入ります。でも今夜は飲めます。
獣医師日誌 2023年3月11日