心臓病のワンちゃんはよく来院されるのですが、お薬を飲ませていただいても急に咳がで始めたり呼吸が苦しくなって亡くなってしまうことがあります。オーナー様には自宅にエコーやレントゲンもない状況でこの予兆がつかめるのかという不安があるとお思います。
最近、セミナーで聞いた話ですが、犬の呼吸数がキーポイントだとのことです。1分間に40回以下が目安だそうです。1分は長いので30秒で20回と測って頂いてもいいかと思います。体重の減少も気にしてください。人間と同じように犬も少し太っている方が理想体重よりもずっと長生きするそうです。安心してササミをトッピングしてあげてください。散歩は自由に行ってもらっていいようです。排便することがなによりも大切です。以上、私が最近参加した“わんちゃんの心臓病セミナー”からの報告でした。
谷 憲一郎(院 長) 2014年4月1日