こんにちは、お久しぶりです。また早くもひと月が経ちましたね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、先日は新人獣医師向けの勉強会に参加してきました。
今回の主な内容は「血液検査」です。
ほとんどの方が一度は耳にしたことのあるこの検査、比較的簡便でありながら得られる情報が非常に多く、基本的な検査法の一つとなっています。
しかし、一方で採血の手技によって結果が左右されることもあり、また得られる情報が多いために、その結果の読み方にも注意が必要となります。一つの項目で、ある程度病状がつかめることもあれば、複数の項目でやっと一つの病気が見えてくることもあり、まるで生きたパズルのような感じです。
自分自身も何度も血液検査を行っていますが、結果の読み方にいつも悩まされています。
基本的な検査法と言いつつもなかなか奥は深そうですね。
これからも、採血の方法も含め、もっと血液検査に慣れて、より正確な診断ができるよう精進していこうと思います。
巨海 竜一(獣医師) 2017年6月30日