谷動物病院

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猫の重症熱性血小板減少症候群について。

最近、マダニが媒介するウイルス疾患が話題になっています。これは犬 猫 人にとって重要な人獣共通感染症です。大阪府内でも屋外で飼育されている猫に陽性症例が数多くみられています。私がやばいと感じるのは、感染した猫の初期症状が食欲不振、発熱、黄疸、下痢という一般的な症状を示すからです。体にマダニがついていない症例でも遺伝子検査陽性で治療を開始しても数日で死亡する症例があります。

2018年以降の人への感染例では男女差なく年齢も20代~60代まで幅広く報告されています。地域猫に咬まれた基礎疾患のない50代女性が2日後に発症し死亡した報告や発症前に流行地への移動歴がない千葉県在住の70代男性の不明熱がSFTS感染によるものであったなどの報告があります。屋外猫、屋内猫を問わず症状があれば先ずは疑って検査が必要ですが、私やスタッフが咬まれた場合その家族も含めて感染することを考えれば近寄らないのが一番かなとも考えてしまいます。ただただ自分本位のゆがんだ動物愛護の御旗の元、定期的に野良猫にえさをばらまいて満足している人たちは何を考えているのでしょうか?

 

 

 

2025年7月15日

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